令和元年 8月28日(水) 兵庫県議会自民党議員団 政調理事会 行政調査2019年08月28日
兵庫県議会自民党議員団 政調理事会による行政調査。
※『兵庫県議会自民党議員団 政調理事会』とは、自民党県議団執行部(正副幹事長、正副政調会長)と正副部会長で構成。
北海道新千歳空港ターミナルビルから調査。
北海道千歳市と苫小牧市にまたがって所在しているこの空港は国土交通大臣が空港法に基づき設置し管理している国管理空港
。旅客数・航空機発着回数は日本有数であり「北海道における空の玄関口」となっています。
また、24時間離着陸可能な空港として整備され、日本で初めて24時間運用が行われた空港。
2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催予定ですが、今後、更なる需要が見込まれることもあり、新千歳空港国際線ターミナル地域再編事業が国によって進められています。
洞爺湖有珠山ジオパークを視察。
ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。
大地(ジオ)の上に広がる、動植物や生態系(エコ)の中で、私たち人(ヒト)は生活し、文化や産業などを築き、歴史を育んでいます。ジオパークでは、これらの「ジオ」「エコ」「ヒト」の3つの要素のつながりを楽しく知ることができます。
山や川をよく見て、その成り立ちと仕組みに気づくと、今まで何とも思わなかった景色が変わって見えてきます。またその景色が、何千万年、何億年という途方もない年月をかけてつくられてきたことを知れば、私たち人の暮らしは地球活動なしには存在しえないことも分かります。
ジオパークでは、まずそのジオパークの見どころとなる場所を「ジオサイト」に指定して、多くの人が将来にわたって地域の魅力を知り、利用できるよう保護を行います。その上で、これらのジオサイトを教育やジオツアーなどの観光活動などに活かし、地域を元気にする活動や、そこに住む人たちに地域の素晴らしさを知ってもらう活動を行います。
現在日本には、日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」が44地域あります(2018年9月現在)。その内、9地域がユネスコ世界ジオパークにも認定されています。