令和6年 夏祭り2024年08月26日
夏の風物詩といえば、盆踊りを思い浮かべる人もいるでしょう。
先祖供養や五穀豊穣、平和への願いを込めて、
唄の節に合わせて独特の振り付けで踊るのが多いですね。
性別や年齢、国籍などを問わず誰でも
その「輪」に加わることができる盆踊り。
その空間は一つの「和」を実感できる、
長年受け継がれてきた地域文化だと思います。
普段、なかなかお会いできない地域の方々と
触れ合える貴重な時でもあります。
夏の風物詩として人々の心を打つこれらの行事は、
先祖や地域功労者への感謝と尊敬、
天災などで命を落とした人々への鎮魂などの気持ちが
カタチに表れたものだと言われています。
浴衣姿で友達と仲良く伝統行事に参加する経験が、
忘れかけていたものを取り戻す契機になるかもしれません。
家族や地域の人々が集まって皆で協力して準備にあたり、
神仏や先祖、故人にお供え物を捧げ、共に食事をし、
「和」して踊り灯篭を川や海に流す。
こうした一連の行動から、
私たちの心に育まれてきた精神は少なくないはずです。
和の文化に親しみましょう。